あるクライアント様がFacebookに会社の神棚を祀りました!と
あげておられる写真をみて、気付いてしまいました。
せっかくいい感じなのに惜しい!
なにが惜しいかおわかりになりますか?
そうです。お供えの順番です。
神棚に向かって一番真ん中の前の位置は「お米」なんです。
でもその方は言いました。
神棚やさんのHPでこうやって載せてましたよ。と。。。
どこのかは聞いていませんが、
お供えの順番にはちゃんと意味があるのですよ。
神社検定のテキストにもちゃんと書いてあります。
「お供えするときは中央である正中を尊び、
米を中央にして一番先に、次に塩、水の純にお供えします。
酒もお供えする場合は、米、酒、塩、水の順番です。」
私が教えてもらったのは、
そもそも村に神社をお祭りするようになったのは
今みたいな大自然災害がくるとせっかく育てたお米がとれなくなり、命にかかわったそうです。
だから生きていくためには、大自然災害が起きないように神様にしっかりお供えやお祈りなどをして、
ご機嫌よくいてもらって、豊かな収穫をしよう。
そうやって神社もお祭りされるようになり家にもミニ神社として、神棚をお祭りして神様に感謝の気持ちをささげたと。
だから今年もいいお米がとれました。
という収穫の感謝の気持ちを表すために
一番前の中央にお米をお供えをするのだ。
と聞いて私はとっても腑に落ちました。
そういうわけで直してもらいました。
いやいやまだダメです。
お米が一番前になってない!(スパルタ気味ですみません)
そうそう。これが正しいお祭りの仕方です。
この話には続きがあり、中の御札はどうなってますか?
とお聞きしましたら、私がお勧めしている祀り方になっていなくてそれも直してもらいました。
私がお勧めする祭り方は、産土信仰をされている方は
これは神社庁がお勧めの祀り方です。
神社庁は神社神道
産土信仰は古神道
ちょっと考え方が違います。
なぜこのお祭りの仕方を皆さんにお伝えしているか。
というのは理由があります。
私は古神道を勉強している時代に
特別な神事の時に、神様に神棚の祀り方について怒られたことがあるんです。
その時に指導されたのは。
神棚向かって右は、世帯主の産土神社。
わかっていたけど、夫の産土神社はどれだけ探しても御札がない。
それであきらめて、当時東京の鎮守神社を右に祀っていたのです。
それがよくなーい!と。
世帯主の生まれた土地の神様が向かって右に入ってるのが、いい神棚だ。
と直接教わったのです。
で、それも直して頂いた神棚がこちら
気のせいかもしれないけど、神様にじっと見られてる感じがしました。
メッセージきましたが、
それは、ちゃんと神様がこの神棚に
御宿りになったという合図です。
私がご自宅に伺って神棚にご挨拶するときも改善前と改善後で全く波動が変わります。
だから、お祭りすればなんでもいいわけではありません。
神様がいまいち~という神棚にはもしかしたらあまり神様いらっしゃらないかもしれませんよ。