今年の年末詣は、武蔵国一の宮の氷川神社へ参ります。東京近辺にお住いの方は、一年に一度はご挨拶すべき重要な神社のひとつです。
年末詣とは
神様の世界では、別に新暦の元旦は、新しい年明けではないのです。
神仏にとっては、立春(今年は2月4日)からが新しい年明けです。
私たち人間の運気も立春からが切り替わる節目となります。
お正月の三が日に初詣をしなくてはいけないと思っている方が多いですが、
人も多く、イライラした思念や欲などの念も多いので行かれないことをお勧めしています。
今年も密を避けるためにも三が日にお参りするのはやめたほうが無難です。
人が多く詰めかけてごったがえするような神社へは、年末にお参りをして、静かで清らかな神社で、神様にじっくりお参りして、今年一年の感謝を伝えるというのが、年末詣の趣旨です。
通の方は、三が日でなく、年末詣されています。
私も昔、家族で年末に伊勢神宮へ参拝したことがあるのですが、さすがに人はいないだろうと思っていたら、パラパラと正装した参拝者がいらっしゃいました。
なぜ大宮氷川神社なのか
大宮氷川神社は、武蔵国の一の宮です。
神社をお参りするときに、旧国表記がよくあります。
そのひとつが「武蔵国(むさしのくに)」
武蔵国は、東京都全域・埼玉県南部・神奈川県北部となります。
その一の宮というのは、その国の中で一番の位を与えられた神社ということになります。
武蔵国に住んでいたり、働いたりされている方は、1年に1度以上は上司にご挨拶するつもりでお参りしてほしいのが一の宮です。
では、1つの国に1つじゃないのか。と思うのですが、複数存在する旧国が他にも多数あります。
初めは国司が参る順番に一の宮、二の宮、三の宮と定めたそうですが、だんだんと民衆の篤い崇敬を背景とした考え方が要因となり、そのうち、うちが一の宮だ!、こっちが一の宮だ!という論争になったようです。
しかも現在の武蔵国一の宮は、大宮氷川神社と氷川女体神社とされてますが、その前には、多摩市にある小野神社が一の宮とされていました。
そんな歴史もあるのですが、今回は氷川神社の方へ参ります。
大宮の氷川神社は大宮駅から20分くらいで、とても長い参道もあり、有名なので、お参りしたことがある方も多いと思います。
武蔵国とは
武蔵国はこれくらいの範囲があります。
昨年の年末詣では、昔の国府にあった総社の大國魂神社に参拝しました。
一の宮と総社の関係は陰陽で、どちらも重要です。
そこで今年は最近あまり案内できていない一の宮の氷川神社で行うことにしました。
そして古神道の研究でわかった隠れ神に逢える場所もご案内します。
隠れ神はこちらが認識していなければ通じることはできません。
こちらが認識してはじめて、コミュニケーションがとれます。
実は、その神様が多大なご神徳をお持ちなのです。
一回りガイドした後、解散して希望者とランチに参ります。
イベント詳細
日 時:2022年12月25日(日)
集 合:10時 大宮氷川神社三の鳥居前
解 散:
ランチなしの方は12時前に現地解散。
ランチの方は、14時頃解散予定です。
参加費:5,000円(税込)現地で現金で頂きます。
ランチ:プロバンスヴェール大宮
ロールキャベツが有名な南フランス料理店です。
ランチ(お肉かお魚・スープ・サラダパン又はライス)1,500円
デザート&お飲み物付きは2,150円です。(実費です)
参加条件: 初めての方もリピーターさんもどんな方も参加可能